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コンサルと事業会社両方やってわかった「発注力」

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こんにちは。トモゾウです。

僕は新卒でITコンサルに入社、その後web系専門のマーケティングコンサル会社に移籍して、今はとある事業会社でマーケティングのお仕事をしています。

約10年ほどのキャリアを経て、最近改めて大事に思っているのが、タイトルにある発注力についてです。

 

TwitterなんかでコンサルとかSEO事業者を指して、詐欺ばかり、という投稿をたまに見かけますが、僕は発注側の能力にも問題があると思っています。

ぼったくり業者がいるのは事実ですが、発注側もぼったくりを見極めるスキルが必要になってくると思います。

このスキルを僕はざっくりと発注力と呼んでいますが、これはぼったくりを防ぐだけではなく、適正価格を引き出すためのスキルにもつながります。

 

発注力がないと何が起きるのか

そもそも発注力が低いとどのようなことが起きるのでしょうか。
まず、以下の事象はよくある話だと思います。

  • 適正金額がわからない
  • トラブル時の対処が遅くなる。
  • ノウハウが得られないので、ずーっとコストがかかる

適正金額がわからない

発注力が低いと、提案された内容をそのまま飲み込み、割高な金額で発注してしまうことがあります。
SEOにせよweb制作にせよ、ベンダーさんが中でどのような作業をしているのか。しっかりを把握をしないと、営業に言いくるめられ、不当に高い金額の見積もりが来てしまいます。
例えば、web運用におけるテスト工数。webの現場をほとんど知らない人には何をやっているかわかりません。でもテストっていうと重要そうな感じがありますよね。
「何が起きるかわからないので、テストは厚めに実施します!」と営業は言いますが、実際にweb制作を経験したことがあれば、テストにかかる工数やテスト要員の単価などというのは何となく想像がつきます。
先日も1日単価10万円の担当者が10日がかりでテストをするという見積もりを見ました。
しかし、その制作物は僕の前職であれば、4万円のバイトが3日かければ十分すぎるほどの内容です。
発注力が低いため、このようなあり得ない工数を平気で出してくるベンダーさんもいますので、注意しなければなりません。

 

トラブル時の対処が遅くなる。

これ発注力とは直接関係ないかもしれませんが、なんせベンダーが何やってるかわからないので、
何か起きた時もベンダー任せなんですよね。
で、結局ベンダーの報告を待って判断することになりますが、これって結構時間がかかります。
出来れば発注側も一緒にトラブルの原因を探る必要があります。
発注側に原因がなかったとしても、発注側に原因がない、ということがわかるだけで検証のスピードは上がりますので。

 

ノウハウが得られないので、ずーっとコストがかかる

これ結構大事です。

いわゆる内製化を見越さない発注ですね。
技術的に大変なものとか、明らかにコスト的に外注したほうが良いものは無理に内製化する必要はないかもしれませんが、
内製化を見越すことで、ベンダーが何をやっているのかを理解できるようになります。
それにより、見積内容の適正化を進めることができるので、やっておいたほうがいいです。
内製化を検討して、ダメそうなら継続して発注し続ける。ただし、この間にベンダーがやっていることを理解できるので、
見積もりはちゃんと理解できますよね。

 

発注力はどうやって身に着ける?

僕は会社でも「発注力」を付けないと、またぼったくりに遭いますよ、とことあるごとに言っていますが、
よく聞かれるのが、どうすれば発注うまくなれますかね?ということです。
実はこれ自体は全然難しいことではありません。

大事なのは以下の2点

  • わからないことは聞く
  • 自分でやってみる

わからないことは聞く

もうこれ、ビジネスする上では基本の「き」だとも思いますが、意外と出来ていないor長い年月を経て出来上がったプライドが邪魔をしている人が多いですね。

見積もり見たときに明らかにわからない用語があったらすぐ聞く。もしくはこっそり検索して調べる。

こんなことも知らんのかと思われることを恐れる必要はありません。
わからない言葉を使っているベンダーが悪いのです。

どうしても気になるなら、「素人質問で恐縮ですが」とか頭に着けるようにすれば何となく聞きやすくなりますよ。

 

自分でやってみる

正直言って、これが一番ですね。

内製化の話ともかぶりますが、まず自分でやってみることは何よりも早く理解が進みます。

百聞は一見に如かずといいますが、百見は一経験に遠く及ばないほど情報量が違います。

仕事柄、よくワードプレスの運用やGoogleアナリティクスを使ったレポートを外注している担当から、
見積もりがよくわからないので確認してほしいと頼まれます。
しかし、ワードプレスもGoogleアナリティクスも無料のツールですので、始めようと思えばすぐにでも使えるものです。
どんなに上手に説明されたものより、実際に手を動かして見たほうが覚えはよくなります。
やり方はほとんどネットに落ちていますし、教師代もかかりません。

これらを自分でやってみると、ベンダーさんがどういった作業をしているのか、なんとなくわかってくるようになります。
そうすると見積書に「突っ込み」を入れられるようになってくるので、発注力をつけたい人は、外注している業務を一度自分で体験してみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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