こんにちは。トモゾウです。
本日は僕の会社の情報システム部の皆さんのお話。
結論から言いますが、ホントにダメな人揃いなんですよね、、、
特に25~40ぐらいの若手と言われる層。
何がダメって、「プログラムなんて1行も書いたことないです」って堂々と言う人がわんさかいるんです。プログラムと言わず、サーバーもネットワークも構築したことなんてないよー、という人ばかりです。
もうちょっと世代が上の人達はそれなりに知識のある人もいますが(COBOLとか)、大体が残念な人達です。
では彼らは何をやっているのか。
大体が書類を右から左へ受け流すお仕事です。
開発は全て開発会社に丸投げ。
といっても書類が社内規定上正しいかとか、システム投資として妥当かという判断はしているようです。
が、問題はそこではありません。
問題は、彼ら自身が開発やインフラ構築に関わったことがないため、問題が発生しても自分で対処できないこと。
流石にバグ処理を自分でやれとは言いませんが、どのような問題がありどのように修正するか理解しなければならないはずです。
理解していなければ何が起きるかって、ベンダーの言いなりにお金を払うことになるわけです。
僕の勤務先の経営課題の一つは莫大なIT予算。同業他社と比べても圧倒的にITにかける予算が大きく、それが財務を圧迫しているのです。
それがわかっていながら予算を圧縮できないのは、なんの知識もないのでベンダーに支払うお金を減らすことが出来ないのです。
必要な工数ですと言われれば、そうなんですね、といって支払うしかない。カモ過ぎて笑えないのですが現実に起きています。
別に僕自身は今の仕事に満足しきったらまたどこかに移るだろうし、あまり気にしていないのですが、正直なところ仕事の質は低く、やる気もないのでチョコチョコ被害は受けています。
クラウドサービスを外で使いたいのでVPNを引きたいと言っても、情報システム部ITインフラ課といった名前のチームに居る人間がVPNと言うものを知らないわけですから、話が通じなかったりします。
また、大容量のデータを扱うために16GB以上のメモリを積んだマシンを使いたいと言っても、64Bit機がないからダメだと。テストで使っていないのか聞いても「知らない」と。
おいおい、Windows7のサポート切れるときに64bit機に移行するんだろうから、今のうちから何台かは買ってテストするだろ、と聞いても「そんな指示されていないから買っていない」とくる。
こんな人達と普段仕事しているので、僕はだんだん彼ら自身が心配になってきました。
僕の勤務先はそれなりに大きい会社ですが、もしかしたら来年は身売りされているかもしれないですし、突然破綻するかもしれません。
勤務先の社員は「それはない」といいますが、リーマン・ブラザーズや山一證券の破綻を予測できていなかったくせによく言います。
僕は明日会社が潰れても、どこか拾ってくれるという確信があります(今のところ)。が、彼らはかなり厳しいのではないでしょうか。
そうならないためにも、明日首になっても生きていけるスキルをつけていくのがプロと言うものだと思いますし、そういった知識やスキルに貪欲な人は仕事も良くできます。
そういったレアな人材は僕のいる部署との仕事に優先的に当ててもらっているのが不幸中の幸い。
社内SEでまったりのんびり運用をやっている人、会社潰れたらまじで行き先ないですよ。ホント気をつけましょうね。