こんにちは、トモゾウです。
僕は結構人見知りで、初対面の人とは共通の話題がないとほとんど会話が続きません。
つまり会話下手。人とどのような話をすればよいのか、よくわからないのです。
実は職場の同僚も会話下手が多いようで、一緒にランチに行ってもなぜか全員スマホを見て食事中もほぼ無言という気まずい雰囲気が流れます。
なぜそうまでして外にランチに行くのか不明なのですが、付き合いで行くこともあるため、結構苦痛です。
「仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール」では、そんな僕の悩みの根源を突き刺す言葉がたくさんありました。

仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール (角川oneテーマ21)
- 作者: ビジネス科学委員会
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 新書
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雑談下手は自意識過剰
雑談に苦手意識を感じる人は、「自分がどう思われているか」を一番先に考えてしまうため、肩の力を抜いた話ができません。つまり自意識が強いのです(120ページ)
これは中々刺さる言葉です。僕は常に人のためを思って、とか、人に迷惑をかけないように生きようと考えているつもりでした。しかし、人との会話においては、相手のことを考えず、自分が傷つかないようにしていただけなのかもしれません。
読んでいて結構恥ずかしいと思いました。
雑談は一人でするものではありません。(120ページ)
いつの間にか自分よがりになっていたようです。ここはひとつ反省して、「相手と会話する」という本質的なことに目を向けてみたいと思います。
自分が自分が、で会話を壊す人
筆者曰く、会話の中に自分のことを差し込みたくなる人は会話下手で、会話の流れを壊してしまうそうです。
会話に水を差す「知ってる」「やってる」が得意な人
これは見出しなんですが、見出しだけで「あー、自分もやってしまうわ」という思いになりました。
これも自意識の高さと、会話の中心にいたいという自分よがりな感情のせいなのでしょうか。僕も誰かがどこかに行ったとか、特にクルマの話になると自分も自分もと話してしまいます。
相手を思いやって生きているなんて笑ってしまいます。僕は完全に会話を破壊しており、思いやりのない行為をしていたようです。。。
技術的なことより心の持ちよう
この本には「キドニンタテカケシ」といった会話の技術・コツのようなものも書いてありますが、そんなことより気持ちの問題が大事だということがよくわかりました。
相手が嫌な思いをしないか、周りの人が気持ちよく会話できているか、という気持ちを持ちつつ雑談をすることが重要なようです。
新卒で入った会社では「相手意識」という言葉を何百回と聞かされました。SEやプロジェクトマネージャとして必要なことは、相手から要望や状況を聞き出すこと。そのためには相手意識をもって、相手の気持ちになって会話をしなければならない。
この本を読むことで、相手意識を持った会話がいかに重要か、改めて認識することができました。

仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール (角川oneテーマ21)
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